多項目同時PCR検査機器(スポットファイア)の導入について

多項目同時PCR検査機器SpotFire(スポットファイア)

発熱の原因として、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の様々な感染症の病原体が認められます。
簡易検査では診断が確定できずに、複数回検査したり結果的に不要な治療薬を内服していたりする可能性も高くなってしまいます。

当院にSpotFire(スポットファイア)という多項目同時PCR検査機器を導入しました。
この検査機器は、上気道感染症で流行することが多い複数の病原体(全15種類)を一度の検査で同時にPCR検査できるとても画期的な機械です。
実際に検査可能な病原体は以下の通りです。

  1. パラ百日咳菌
  2. 百日咳菌
  3. クラミジア・ニューモニエ
  4. マイコプラズマ・ニューモニエ
  5. アデノウイルス
  6. 新型コロナウイルスCOVID19
  7. 季節性コロナウイルス
  8. ヒトメタニューモウイルス
  9. ヒトライノウイルス/
  10. インフルエンザウイルスA/H1-2009
  11. インフルエンザウイルスA/H3
  12. インフルエンザウイルスB
  13. パラインフルエンザウイルス
  14. RSウイルス
  15. エンテロウイルス

検査は保険適応で費用は1割負担の方で1600円程度です。検査時間は20分程度となります。