患者さまへのご案内

【一般名での処方について】

政府は医療費を抑えるためにジェネリック医薬品の利用を推し進めています。しかし先発品およびジェネリック医薬品ともに供給が不安定な状況が続いております。そのため、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)での処方(処方箋)を当院ではしております。先発品かジェネリック医薬品かについては、薬局で(供給状況などを考慮して)決めていただくこととなります。

【当院における投薬について】

当院は患者さまの状態に応じ、28日以上の長期処方またはリフィル処方箋の発行を行っております。ただし、症状などによっては医学的に対応ができない場合がありますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

*なお、長期処方やリフィル処方箋の交付が対応可能かは病状に応じて担当医が判断いたします。

【生活習慣病管理料(Ⅰ)・(Ⅱ)について】

令和6年(2024 年)6月から厚生労働省の方針で、高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者さまは、従来の管理料から『生活習慣病管理料(Ⅰ)または(Ⅱ)』へと移行します。
この改定によって、患者さまには個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ初回だけ署名(サイン)を頂く必要がございます。ご協力のほどよろしくお願いします。

【外来感染症対策向上加算について】

当院は院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っています。
感染管理者である院長が中心となり、スタッフ一同院内感染対策を推進します。
院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の取得を目的に研修会を実施します。
感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等)や、それに準じ他疾患が疑われる場合は一般診療と導線を分けた診療を実施します。
標準感染予防対策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、スタッフ一同実施します。
感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
抗菌薬については厚生労働省の指針に従い適正に使用します。